日本のEコマース市場の今後について
最新の記事を読んで。
備忘録も兼ねて、自分なりに要約してみました。
【参考記事】
今後ECに何が起きるのか--絶対に押さえておきたい、ヤフー小澤隆生氏が語る「EC業界の未来予測」 | ログミー[o_O]
5つのポイント
①Eコマース市場規模はますます伸びる
現在:約10兆円→2018年:20兆円
②ネットを介する売り手、買い手が増える
【売り手】2000〜3000万人になる
【買い手】平均3〜5%がネット利用にて購入→20%に
③リユース市場も伸びる
現在1兆円→2018年2兆円
④サービスEC領域はますます重要な領域となる
あらゆるサービスをネット予約するようになる
⑤IoT(Internet of Things)、物のインターネット化により発注方法が多様化
センサーがつくことによって自動で物を届けてくれる仕組みが出来上がる
①&③市場規模 ※全て日本
【Eコマース】
2014年:約10兆円
2018年:20兆円
※今後は60兆円の市場規模になると予測
【小売り&サービス業】
現在:300兆円
⇒ネット経由の率:3%→2018年:6%
【リユース】
現在:1兆円
2018年:2兆円
リアルな産業、今後のEコマース化
•農家:140万戸
•漁業:17万人
•卸業・小売:93万社
•製造業:43万社
→20%がインターネットで物を売るようになる【28万戸・3万人・18万社・8万社】
②売り手と買い手
•売り手と買い手の垣根、個人がなくなってくる
•地方や高齢者などこれまでネットで商品を買っていなかった人々が買えるような仕組みが必要
④サービスECの重要性
•飲食店のネット予約が当たり前になる
•旅行業界では29%ネット予約(※特に宿泊予約)
→3~4年後:40~50%になる
•既存の業種・業態の方が伸ばすのではなく、なぜか新興企業が伸ばしている。
おそらく自分たちの視点・お店、リアルのビジネスとの共食いがあるから、インターネットに純粋に突っ込めないのかもしれない。そういう間を突いて、インターネット専業のサービスECの会社がどんどん伸ばしている。アウトドア・レジャーの会社などがまさにそう。
•マーケットサイズもとても大きい。ここ数年で間違いなく盛り上がってくる。
アメリカはさらにここに個人売買が加わる。
例えば、Airbnb、TaskRabbitなど。
個人の資産・能力をインターネット経由でビジネスに変える。これはUberもそうです。ものすごく大きな流れになっています。忘れないでください。3~5年後、日本でも当然法律の問題があるのでこれをクリアしながらになりますが、大きな流れになるでしょう。
⑤発注方法
15年前はほとんどパソコンからだったが、現在では4~5割がスマートフォンからになっている。
個人的に知らなかったサービス
①Amazon Dash
•年会費300ドル
•一部地域のみ対応
買い物が「危険なほど」簡単になる「Amazon DASH」 « WIRED.jp
http://blogos.com/article/83895/
②TaskRabbit CtoC
•仕組み
依頼者がTaskRabbitのサイトに仕事を掲載。この費用は無料で、誰でも仕事を依頼することができる。するとその内容や条件、希望する時間帯などを見て、自分ができると思ったTaskRabbit(登録者をこう呼ぶ)が、いくらで仕事をしたいかをオファー。依頼者はオファーしてきたTaskRabbitのなかから、自分の条件に合った人を選ぶことができる。
•支払いシステム
仕事を掲載するときにTaskRabbitにクレジットカード情報を登録→仕事が終了した時点でそのカードにチャージされる。TaskRabbit社が約15%のサービス料を差し引いた残りの金額が、仕事を請け負った人に支払われる。
個人の買い物や掃除を請け負って小遣い稼ぎアメリカで人気の仕事入札サイト「TaskRabbit」とは|消費インサイド|ダイヤモンド・オンライン
TaskRabbitはスケールするのか? | The Startup
今回の記事を読んで、サービスECは特にそうだが、やはり日本は先進国の中でも遅れているなと感じる。アメリカはもちろん、イスラエルでは Airbnbを知らない人はいないくらい知れ渡っている。
また、住居を複数持ってビジネスにしている方も良く見受けられる。